それぞれの人物と事柄を関連付けする

私が受験の際に行った歴史の暗記方法は、歴代の総理大臣をすべて覚えてしまって、それぞれに関連した出来事を押さえていくという方法です。

 

総理大臣の名前を覚えるときは、いきなり全員のフルネームを記憶するのは難しいので、頭文字だけを10個ごとのかたまりにしてひたすら並べていました。

 

例えば最初の10代までであれば「いくやまいまいおやい」です。

 

伊藤博文、黒田清隆、山縣有朋、松方正義、伊藤博文(2次)、松方正義(2次)、伊藤博文(3次)、大隈重信、山縣有朋(2次)、伊藤博文(4次)。

 

昔は再登板も多かったようなので、この例でいえば実質覚えるのは5人だけですし、どこかしらで名前を聞いたことのある人物も混じっていればその数はさらに減らすことができます。

 

こうして総理大臣の名前と順番を把握した次は、それぞれの人物がどんなことをしたのか1人1つずつで良いので関連付けていきます。

 

第1次伊藤内閣であれば「明治憲法の土台作りをした」といった感じで簡単なもので十分です。

 

これを行っていくことで、歴史の流れを大まかにですが把握することができかつ、これから関連事項をくっつけていくための基盤が頭の中に出来上がっていきます。

 

一通り関連付けが完了したら、いよいよ個別の掘り下げを行っていきます。

 

具体的にはそれぞれの人物史をたどっていくのです。どういった経緯で総理大臣に選出されたのか、何をしたのか、どういった流れで退陣したのかなどです。

 

探り出せばきりがないのですが、何度も名前がでてくるような人物や、調べる前から自分が知っているような人物はおそらく注目されるべき功績をあげている可能性が高いので、そういったところを重点的に取り上げていきます。

 

そしてこの作業が終わった頃には明治以降の日本史に関してはほぼ困らないくらいに頭に叩き込まれていると思います。流れを押さえた上で覚えているので簡単に忘れてしまうこともなく、仮に抜け漏れがあったとしても自分の中から時代背景を引っ張り出してきて答えを導き出すことも可能です。

 

それ以前の時代に関しても、必ず時の権力者が存在しているので、その人物たちを上記と同じような方法で覚えてしまうことで時代を大きなひとつのかたまりとして捉えられ、バラバラに存在していた知識がつながっていくことを感じ取ることができるようになります。

 

歴史は覚えることがたくさんあるように感じますが、関連付けが出来るようになると幹の部分だけ押さえておけば、人物の名前をみるだけで頭の中に出来事も同時に浮かんでくるようになります。

 

この状態までもっていければ歴史の試験で困ることはほとんどなくなると思います。